シニアライフ
若いころは、無我夢中で仕事をこなし、子育てをし、朝早く起き、
夜遅くベッドに入るというような日々で、たまにはゴルフとか
家族旅行とかというようなパターンが多かったはずです。
シニアライフとなると、子供は社会人として一人前になり、孫が生まれ
たまには遊びに来てくれる、一緒に食事をするというようなこととなります。
大きく違ってくるのは、いずれ仕事から離れるということと、
身体が若いころのように動かなくなるということです。
関心事項も異なってきますし、趣味も違ってくることになります。
そうなると、生活の拠点となる家も、昔の機能や間取りとは違ってくるはずです。
そのようなことからすると、それまで住んでいた家を売るというのも、一つの考えになります。
老後に備えて、自分たちが生活しやすい家に住み替えるというのもいいはずです。
大きなスペースは掃除の手間暇も大変委なります。
場合によっては戸建ての家を売ることにして、マンションに住み替えるということもあり得ます。
その理由は、戸建ての場合は、その家独自ということが多いので、
水道トラブルや何かの補修のときにシニアたちだけでの対応では限度があることがあります。
マンションで隣近所の方の知恵を借りることができるのであれば、とても心強いことになります。
小さな庭でも手入れは大変になります。
外出するときも、あちらこちらの窓の戸締り、勝手口の戸締り、様々な点検などが
必要でしたが、玄関のキーの施錠だけで事足りることが多くなります。
マンションがシニアライフに良いとは限りませんが、一事が万事、自分たちの
生活パターンに合わせた居住空間を確保して、シニアライフに相応しいものにするのが
心にも身体にもいいはずなのです。