買換えのために
家の買換えの場合、古い家を売った代金を元手に新しい家を
購入することが一般的です。
また、家を売ることと買うことを同時に終わらせることができれば
代金の心配をする必要がなく、かつスムーズに新しい家を
利用することができます。
ただし、それぞれの手続きがどちらも滞りなく実施できるとは限らず、
ぴったりと同じタイミングで終わらせることは難しいです。
そこで、買換えそれぞれの簡単な手続きを把握することで、
できるだけ同時に終わらせることができるようにタイミングを
調整できるようにしておきましょう。
家を売る手続きの始まりは、買取業者から見積もりの査定を貰うことです。
業者によっては数十万から数百万円もの差が付くことがあるので、
一括査定などを上手く利用して、できるだけ多くの業者から
査定をもらうようにしましょう。
家を売る業者が決まれば契約を結び、後日買い取ってくれる
買い主の内覧に応じます。
無事に売買契約を結び、売買代金を受け取ると同時に家を引き渡すことになります。
次に、購入の手続きです。
購入すると決めた家の売買契約を結び、同時に住宅ローンを結びます。
建設に先立つ手付金や、建設中の中間金などは、売った家の代金から
払うことが多いです。
家が完成すると購入代金を清算し、住宅ローンの支払いが始まります。
基本的には前述した通り、売った家の代金で予算を考えていくことが多いので、
家を売る手続きの方を若干早く進めていくことが理想です。
そのため、購入の手続きは、家を売る手続きに合わせるようにすると効果的です。